ブラック、自己破産からのキャッシング WP

自己破産、離婚を経てなお多重債務に陥った低所得サラリーマンの借り入れと返済の記録です。旧サイト ”ブラック、自己破産からのキャッシング”のワードプレスバージョンです。旧サイトはこちらから→http://jikohasann722.blog.co.jp

コロナ禍の中、休業しないパチンコ店は悪なのか?通う客はバカなのか?

   

新型コロナウイルスのパンデミックとパチンコ

中国、武漢で新型肺炎が確認されたというニュースから早五ヵ月。

ここまで大変な事態になろうとはほとんどの人は予想していなかったんではないでしょうか?

逆に予想できていた人は今頃巨万の富を得ているのかもしれませんね。

それほど実体経済にも大きな影響を今なお与えているパンデミックとなってしまいました。

私個人的には少々バカらしいと思っているんですけどね。

これを恐れるのであればインフルエンザも同様に恐れなくてはいけなくなるし。

現在の対策について云々いうことはありませんが、将来的には共存していくほかないのかなとも思っています。

それはさておき、この未曾有の状況の中、一番のトピックスとなっている感があるのが『パチンコ店の休業問題』。

かってパチンコによって身を持ち崩し、自己破産にまで至った私にとっても興味深いテーマです。

今回はこの件について私の考えを書いてみます。

スケープゴートにされたパチンコ店

覚えておられる方も多いとは思いますがこの騒動当初、『パチンコ店はクラスターが発生する可能性の高い業種』としては取り上げられていませんでした。

むしろ人は集まるものの換気もよく、ほぼ会話の無いパチンコ店は安全な業種であるという論調もあったほどです。

パチンコ業界の息がかかった政治家が多いため、TV等の大マスコミの強力なスポンサーである為、はては在日朝鮮・韓国人の工作の為、情報操作されていたという声もありますが、全て裏はとれません。

ま、こんなのは都市伝説の類です。

こういう説を信じる人たちに限って『遠隔されたから負けた!』と騒ぐんだと思います。

じゃあ遠隔操作されなければ勝てるのか?といった根本的な問題にたどり着かない残念な人たちともいえるでしょう。

事実としてパチンコ店を問題としない風潮は確かにあった。

圧力があったのかなかったのかなどという裏の取れない憶測はあまり意味がありません。

では、潮目が変わったのはいつか?

2020年3月末時点ではパチンコ店でのクラスターの報告がなかったこともあり、前述の通り、パチンコ店を『三密』の対象として取り上げるマスコミも政治家も少なかった。

この時点で具体的に名前が挙がっていたのはスポーツジム、屋形船、ライブハウスといった実際にクラスターが発生した業種に限定されていた印象です。

私の記憶では最初に『パチンコ店』の名を口にした政治家は大阪の松井市長、および吉村知事であったと記憶しています。

緊急事態宣言前から盛んに情報発信していた小池東京知事や政府関係者からは前述の松井、吉村両氏の発言があるまではパチンコ店の名は口にされていなかったんです。

しかし潜在的な世論として『パチンコ店も問題じゃないか?』という空気があった中での発言であった為、その後はせきを切ったように『パチンコ店こそが新型コロナウイルス蔓延の元凶』であるかのように言う風潮が定着してしまった。

そしてついに4月26日、吉村知事が休業養成の中営業を続けるパチンコ店の店名公表をするに至り、『パチンコ店=悪』の構図が醸成される結果となりました。

私自身としては吉村知事の施策は間違いではないし、手順も踏んでいたし、成果もあったとは考えます。

しかしながら協業要請に従っていない他業種もある中で(実際に休業要請の中、開店していたスポーツジムやキャバクラ、ガールズバーなども多数あった)、パチンコ店のみを公表することでスケープゴートになった(した)ことは間違いないと思います。

そしてさらに問題なのはパチンコの根本的な問題である三店方式による脱法賭博やギャンブル依存症問題を正面から議論しない政治家たちがここぞとばかりにパチンコ店をスケープゴートにしたことです。

本質とは違う部分で悪者に仕立て上げたことで本質の議論をすることから遠のいたと感じるからです。

パチンコの本質的な問題とは?

この流れの中、いろんな人がいろんな発言をしています。

『パチンコ店を黒字にしに行くわけですよね?どういうモチベーションなんだろう』という松本人志さんの発言を取り上げて『パチンコ依存症の人、目を覚ましてください』なんて言ってる人が過去に仮想通貨詐欺にはまって『目を覚まして!』とさんざん言われてたのに聞く耳を持たなかった人なんていう滑稽な事例もあったりします。

まぁそんな面白事例だけではなく、『開けるパチンコ店が悪だ』『行く客が悪だ』『両方バカだ』と喧々諤々です。

が本質的なことがすっ飛ばされているので私はこれらの議論に全く意味を見出せません。

パチンコ店も商売であり、衰退したとはいえ20兆円の市場規模を誇る一大産業です。

これを機に潰してしまえ!なんていう意見は極端を通り越してアホとしか思えません。

これだけの産業が急になくなる経済的ショックは計り知れません。

失われた雇用や需要のつけは結局社会保障として我々に回ってきます。

一部の感情論の結果、そんな事態になったとしたら泣くに泣けません。

このコロナ禍の中、休業要請に応じないパチンコ店があるのも、同様に休業要請に応じないキャバクラがあるのも、スポーツジムがあるのも、居酒屋があるのも同じなんです。

この点についてパチンコ店だけが取り立てて悪いわけではない。

そういう意味での『スケープゴート』です。

そしてパチンコ店に行く客が悪いわけでもない。

依存症の客は店が開いていて、自分がその店に行ける以上、行ってしまうので。

また依存症ではなくても『勝てる』と思っていく客も説得によってとめることはできません。

それは誰が見ても詐欺の儲け話を信じてしまう心理と変わりません。

自分だけは儲かると思い込んでいる人にとってどんなにまっとうで論理的な説得であってもその人の耳には『批判』です。

『批判』に耳を貸さずわが道を行くのだから、少なくとも本人にとってその行動は『悪』ではないのです。

いずれも本質を変えない限りは解決できない、してはいけない問題なんです。

ではその本質は何か?

それは『パチンコはギャンブルなのか否か?』

これにつきます。

法的にはギャンブルではなく、実質はギャンブルであるからこそ今回のような問題も起きるのです。

仮に正式に賭場と認め、直接の換金を可能にするとしたらどうでしょう?

間違いなくパチンコ店は今まで以上に厳しい国や自治体の管理下に置かれます。

そうなれば今回のような休業『要請』であっても確実に休業するでしょう。

当然、国や自治体の方針に従わない場合の罰則も賭博化に伴う法整備の中で組み込まれるでしょうからね。

逆に本来の『遊戯』という方向にかじを切ったらどうでしょう?

換金のできない『遊戯』であればギャンブル依存症のお客は集まりません。

『勝てる』と思い込んでやってくる客もいません。

単純に楽しみの一つとしてたしなむ人が来るのみになるでしょう。

もしそんな人がいれば、の話ですが。

そうなると現在のような高コストの経営はできません。

人件費や設備投資にもそれほど金をかけれませんし、都心の一等地の家賃も払いきれないので、賃料の安い物件で営業するほかないでしょう。

すると固定費は下がるため、今回のような休業要請で客足の見込めない状況であれば休業を選択しやすくなるのではないでしょうか?

急にギャンブルか、否かを決定することも『この際潰してしまえ』と同じように極論です。

が、『遊戯』方向にかじを切るならばできることはあります。

風営法、もしくは景品表示法によって景品の交換基準を下げてしまえばいいんです。

景品交換の上限を4円パチンコならば一玉あたり0.4円、20円スロットで1枚あたり2円上限といった具合にね。

同時に古物商である『景品交換所』を厳密に取り締まり、価値のないものに対して法外な買値を提示していないか監視すれば業界の目指す『健全な遊戯』に近づけることができるのではないでしょうか?

それも最小限の法改正で。

どちらにしてもこんな緊急事態時に風に乗せられて物事を考えるのは軽率というものです。

本当にパチンコが問題だと思うのならばやらなければいけない議論がある。

そう思うんですけどね。

 - ギャンブル , ,