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自己破産、離婚を経てなお多重債務に陥った低所得サラリーマンの借り入れと返済の記録です。旧サイト ”ブラック、自己破産からのキャッシング”のワードプレスバージョンです。旧サイトはこちらから→http://jikohasann722.blog.co.jp

「おまとめローン」は本当にお得なのか?!そのメリット、デメリットは?

   

「おまとめローン」は多重債務者の強い味方?!

よくWEB広告などで「そのまま返すと損しますよ!」といった『おまとめローン』の広告を見かけると思います。

今回は『おまとめローン』のメリット、デメリットについて考えたいと思います。

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そもそも「多重債務」とは?

「多重債務」とはどういった状況を言うのか?

これには明確に定義があります。

多重債務とは「複数件数の債務を抱えている状態」を言います。

つまり一件50万円の債務を抱えている状況では多重債務とは言えませんが、5万円ずつ10件の債務を抱えている状況では多重債務といえるのです。

この定義に従って考えるならば「おまとめローン」は多重債務状態を抜け出す手段としては非常に有効だといえるのです。

ただし「おまとめローン」によって多重債務状態を抜け出しても必ずしも「得をした」とは言えないケースも多いのです。

「おまとめローン」のメリット

「おまとめローン」の最大のメリットは

借金が一本化されることにより月々の支払いが軽減される

ことです。

もう一つのメリットが上記の通り、


借金をまとめることにより多重債務という枠から外れる

こともあげられます。

仮に5件の借入が1件にまとまれば定義上は「多重債務」ではなくなります。

このことも意外に大きなメリットになります。

しかしメリットとデメリットは表裏一体です。

上記2つのメリットは見方を変えれば大きなデメリットにもなり得ます。

「おまとめローン」のデメリット

おまとめローンのデメリットの一つは

返済総額が大きくなることがある

という点です。

これは上記のメリット、「月々の返済額が軽減される」のと表裏一体です。

例えばA社30万円(月々返済15,000円)、B社20万円(月々返済12,000円)、C社20万円(月々返済12,000円)の3社70万円を1社70万円(月々返済20,000円)にまとめたとすると、年利がすべて18%と仮定すれば、前者が支払総額で823,084円(完済まで24か月)、後者が999,979円(完済まで50か月)と176,895円も差が出ます

月々の返済金額は39,000円から20,000円と半減する為、楽にはなりますがその分、多く、長く返済しなければならない。

その為、おまとめ時には同時に利息の軽減もシビアに考えないと結果的に損をします。

前述のケースで言えば年利18%から年利9.5%程度まで軽減されなければ支払総額は増えます。

単純に月々の支払いを半減すると年利が半減されなければ支払総額が増えると考えればわかりやすいです。

もう一つのデメリットは

借入件数が減ることにより新たな借金ができる可能性がある

ということ。

こちらは上記の「多重債務という枠から外れる」メリットと表裏一体です。

借入件数が減れば通常の割賦契約やローンなどの審査に通りやすくなります。

当然、メリットとしても機能しますが、一歩間違うと「借金をまとめたことがさらなる借金の呼び水になる」こともあり得ます。

金額的に総量規制を大きく超えている多重債務者はこのケースにはまった方が結構います。

これは「おまとめローン」が貸金業法の総量規制の枠外であったり、そもそも貸金業法の総量規制に縛られない銀行ローンであったりするためです。

仮に総量規制枠が100万円で、その額をおまとめローン(もしくは銀行ローン)で借りなおした場合、総量規制枠はまるまる空きます。

すると属性によっては(親と同居など本人以外の支払い能力を見越せる等)貸金業法の規制を受ける貸金業者であっても新たに融資が可能になります。

気が付いた時にはおまとめローンで100万円、新たなローンで100万円と借金が倍になることもままあるのです。

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「目先」だけを考えての「おまとめローン」は危険!

以上のように「おまとめローン」は多重債務の解決法としては十分なメリットがあります。

しかし、毎月の支払いが本当にできないのか?借り入れができる誘惑に耐えられるのか?等々、十分に検討しないで利用すると結果的に損をしたり、さらなる借金を招いたりする危険があります。

場合によっては毎月の支払いが厳しくても何とかやりくりして支払う方が完済が近づき早く楽になれることもあります。

特に借金の原因がギャンブルや浪費といった「依存症」によるものである場合、私としては「おまとめローン」はお勧めしません。

「これ以上借りられない」状況が依存症治療に寄与する可能性が大いにあると思うからです。

安易に目先の楽を求めた結果が多重債務とするならば、目先の楽だけを考えた「おまとめローン」はその延長線上にあるともいえるのではないでしょうか。

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