ブラック、自己破産からのキャッシング WP

自己破産、離婚を経てなお多重債務に陥った低所得サラリーマンの借り入れと返済の記録です。旧サイト ”ブラック、自己破産からのキャッシング”のワードプレスバージョンです。旧サイトはこちらから→http://jikohasann722.blog.co.jp

国はギャンブル依存症対策なんて真剣にやる気はない!

   

カジノ解禁に向けて国はギャンブル依存症対策に本腰を入れている?!

2018年2月1日よりパチンコ・パチスロの新規制が本格的に導入されました。

これ以前に認定を受けている機械の設置は最大3年間認められるものの、これ以降に発売される機種は全て出玉規制が導入された台になります。

これらの規制はギャンブル依存症対策として進められてきました。

『パチンコは賭博では無い』はずなのですが。

そしてこのパチンコ規制と足並みを合わすかのように『IR』、要はカジノの解禁についても着々と進められています。

パチンコ賭博という利権の泉の水を絞る代わりにカジノという新たな泉にその絞った水を流すかのように。

しかしそこは同じ賭博。

『ギャンブル依存症』というハードルもまた同じように立ち塞がります。

この対策無くしてIR(カジノ)実現は無い。

例え形だけの対策でも。

しかし2018年2月15日に報じられた政府・自民党の対策案は『形だけの対策』という予想すら上回る案でした。

スポンサーリンク

スマホ用アドセンス

『ギャンブル依存症』自体の知識がないのか?それとも『対策するフリ』がしたいだけなのか?

以下が報じられたIRにおけるギャンブル依存症対策の案です。

政府・自民党は14日、統合型リゾート(IR)の中核であるカジノの制度設計について、日本人らの入場回数を週3回、月9~11回までに制限する方向で検討に入った。

面積についても1万5000平方メートルの上限を設ける方向。今後党内で詳細を詰めた上で公明党などとも調整し、今国会に提出予定のIR実施法案に盛り込みたい考えだ。

時事通信社2018年2月15日配信より引用、以下引用部同じ

本当にこれが『ギャンブル依存症対策』になると思っているのでしょうか?

そもそも『ギャンブル依存症』についての知識があるんでしょうか?

私はギャンブル依存症は部分強化(間欠強化)による報酬への欲求の強化が発症の入り口になると思っています。

間欠強化についてはこの記事もご参照ください。

単純に回数を制限する今回の案は部分強化をさらに強める可能性があり依存症対策どころか依存症発症を助長しかねないんじゃないかと感じます。

遊戯機会を制限することにより一回一回の遊戯への執着心が高まり、より強い快感を求める欲求につながる。

さらにカジノはパチンコ・パチスロと違って時間あたりの負け額が限定されない。

テーブルにより賭け金の下限はあっても上限は無いので、いくらでも負ける事ができます。

このタイプのギャンブルは『回数制限』では依存症対策にならない。

相性が悪いのです。

実際、中央競馬は土日しか開催されませんが、中央競馬のみに賭けるギャンブル依存症患者は相当数いますし、それらの人達が負っている金銭的負担はパチンコ・パチスロ依存の人達と変わらないでしょう。

逆に時間あたりの賭け金(負け額)が決まっているパチンコ・パチスロなどは『回数制限』『機会制限』は対策になり得ると思いますけどね。

これくらいの事は少し考えればわかるはずですし、前述の競馬のように既に機会の制限が対策になっていない例があるのになぜこんな案になってしまうのか、疑問に感じます。

スポンサーリンク

スマホ用アドセンス

本当に対策するつもりであれば方法はある!

ここまでで国が本気で依存症対策をやる気が無いのは充分にお分かりかと思います。

それをさらに決定的にするのが現在案の回数制限をいかにして実現するのかという部分。

政府・自民党の検討案では、入場について「連続する7日間で3回まで」と「連続する28日間で9~11回まで」の両方で制限する。カジノの入場には個人番号カード(マイナンバーカード)の提示を義務付け、回数を厳格に把握できるようにすることを検討している。

引用のようにこの案では入場回数を制限する為にマイナンバーカードを利用するとしています。

しかしそれが出来るのであれば

負け額を制限することもできるのでは無いか?

もともとマイナンバーカードは納税記録をマイナンバーと紐付けて管理する事も導入の目的であったはず。

『税の不公平感を無くす』とかの触れ込みで。

納税額がわかるという事は所得がわかる。

所得がわかるのであれば『総所得の〇〇%以下』といった『負け額の制限』は可能であると思います。

カジノ側に所得を把握される事が嫌ならばカジノに入場しなければ良いだけなので、個人情報云々については特に問題ないでしょう。

カジノは必ず現金ではなくチップで遊戯する為、チップ交換の際にマイナンバーカードもしくはマイナンバーカードに紐付けた会員カードの提示を義務付け、年間の制限額なり一回辺りの制限額を超えたチップ交換をさせなければ良い。

これでも依存症になる事は防げないかもしれませんが、依存症によって経済的に破綻するのはある程度防げる。

ギャンブル依存症は肉体的なダメージはほとんど無いので(脳が萎縮する等はあり得ますが)、負けすぎさえ防げれば依存症になったところで大した問題にはならない。

『入場回数制限にマイナンバーカードを使う』という発想が出ながら、この発想が出ないわけがないんです。

しかし依存症対策とカジノの隆盛は相反する部分がある為にわざと実効性のある対策を施さないんじゃないのか?と私は感じるんです。

ちなみに時間辺りの賭け金が決まっているパチンコ・パチスロには『入場回数制限』は有効な対策になり得ると思いますが現実に施されてる対策は『金額制限』の方向です。

しかも『勝ち額の制限』。

このチグハグな対策を見る限り、国はギャンブル依存症対策を真剣にやる気は無い、そう思います。

むしろ依存症になってもらい、貢げる限界まで資本家、権力者に金を運んで来い、そう思ってるんじゃないかとすら思います。

形だけの対策をするくらいなら余計な事はせずに最低限の規制でオープンさせれば良いじゃないか?

私はそう思います。

 - ギャンブル , , , , , , ,