ブラック、自己破産からのキャッシング WP

自己破産、離婚を経てなお多重債務に陥った低所得サラリーマンの借り入れと返済の記録です。旧サイト ”ブラック、自己破産からのキャッシング”のワードプレスバージョンです。旧サイトはこちらから→http://jikohasann722.blog.co.jp

ブラック対応金融業者の持つ目に見えないリスク

   

そもそも『金融ブラック』とはなんなのか?

よく言われる言い回しで『ブラックリストに載る』と言うのがありますが、こと金融ブラックに関してはそんなリストはありません。

逆にそういったリストがあった方が載っているか載っていないかの二元論で判断できる分、楽かもしれませんがそれでは各金融機関の妙味である『審査』が意味をなさなくなります(あくまで一部の顧客について、ですが)。

そうはいっても『ほとんどの正規業者から金わかられない』と言う状況は存在する。

私はその中でも自己破産、個人再生といった法的整理を経た金融事故者と呼ばれる人を『金融ブラック』と定義しています。

更に絞り込めばそういった法的整理の事故情報が指定信用情報機関(JICC、CIC、全国銀行個人信用情報センター)に登録されている人、と言うことになります。

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指定信用情報機関から事故情報の記載が消えるのはいつなのか?

上記の私が考える『金融ブラック』には任意整理は含みません。

その件については後述しますが、任意整理を含めた事故情報の記載が指定信用情報機関から消えるのはいつなのか?

それについては各機関に明確に記載があります。

任意整理

  • JICC 発生から5年
  • CIC 載らない
  • 全国銀行個人情報センター 載らない(ただし代位弁済を伴った場合は発生から5年)

個人再生

  • JICC 発生から5年
  • CIC 載らない
  • 全国銀行個人情報センター 10年

自己破産

  • JICC 5年
  • CIC 5年
  • 全国銀行個人情報センター 10年

こう見るとJICC(主に消費者金融会社が参照)、CIC(主にクレジットカード会社が参照)については概ね5年で記載が消えることがわかります。

銀行については官報記載を伴う情報は10年保有します。

一般的に『喪が明ける』と言われるのはこの期間を経過すると言う意味だと考えていいでしょう(ただし私はこの表現は嫌いですが)。

この期間を過ぎている、もしくは記載のない信用情報機関しか参照しないと言う場合であれば過去の債務整理は審査に影響しない可能性が高まります。

記載が消えていても過去の債務整理を推測される可能性がある。そのケースとは。

上記のように信用情報の記載は時間が経てば回復します。

しかし信用情報機関に記載がないからといって過去が消えるわけではありません。

債務整理の対象とした金融機関にはその情報は期限の定め無く残ります。

また個人再生の対象となった金融機関の完済情報からなんらかの整理を推測されることもあります。

しかしそういった(債務整理後は)自分自身でコントロールできない情報ではなく自分の行為によって債務整理の過去を推測される時があるのです。

それが『(いわゆる)ブラック対応金融業者からの借入』なのです。

これがブラック対応金融業者の目に見えないリスク。

たとえ指定信用情報機関の事故情報が消えていてもブラック対応金融業者からの借入情報があれば貸金業者側は『こんなややこしいところから借入せざるを得ない事情があったんだな』と推測します。

破産から8年、借入はアコムから10万円の一件

と言うのと

破産から8年、借入はオリーヴファイナンスから10万円の一件

では意味合いが違うのです。

『なぜ申し込みが簡単でイメージの良い大手消費者金融ではなく、探さないとわからないような中小街金から借りる必要があるのか?』と考えますからね、当然。

なので借入によって自らの信用情報を必要以上に悪化させたくない場合、借入申込の順番は

銀行⇨大手消費者金融⇨中小消費者金融会社⇨ブラック対応消費者金融会社

であるべきです。

上流の方から下流に流れる分には申込履歴はそれほどネガティヴな情報になりません。

このブログで紹介している、私が借りた金融業者さんは『普通のところはどこも貸してくれなかった』と言う状況の人にとっては力になってくれる業者さんであると思いますし、私自身の経験をもとにしているので有用な情報であると自負しています。

しかし『自分はブラックだ』と思い込んで申し込んでしまっては上記のように無駄に自身の信用情報を悪化させる結果になるかもしれません。

使い方によっては毒にも薬にもなる。

そういった情報であると思ってもらえれば幸いです。

任意整理は様々な状況があり得る!安易にブラックと思い込むな!

そういった中、一番危険というか判断が難しいのが『任意整理』です。

そもそも法的整理ではなく、貸し手との再和解(再契約)なので、元本の免責や減額は伴いません。

あくまで契約利息の見直し、約定返済額の見直しなのです。

情報登録もJICCにしかなされません。

さらに言うと任意整理後の返済によって新たに信用を積み直しているとも言えます(この点は個人再生についても同じだと考えています)。

なので残債の状況によってはたとえ事故情報が記載されていてもかなり信用の回復はされている可能性があります。

また自己破産や個人再生は官報記載されるので、どの金融機関でも記載日の起算は官報掲載日になりますが、任意整理をJICCに登録するタイミングは『申立から和解までの間』です。

仮に和解したその日に全額弁済したなどと言うケースでは事故情報自体が登録されていない可能性すらあります。

冒頭の『ブラックリストに載る』と言う言葉で自身の信用情報を誤認している人というのは意外に多いというのが私の印象です。

他のケースでは『過払金請求をしたからブラックリストに載っている』などという人もいますが、完済した債権について過払金請求をしても信用情報には一切影響を及ぼしません(過払い請求した会社は今後貸してくれないとは思いますが)。

支払い中の債権が過払金請求によって完済となっても同様です。

過払金請求による債務の減額と将来利息のカット等、契約条件の見直しを行った場合のみ『任意整理』となる訳です。

『自分はブラックだ』という思い込みはさらなる信用悪化を招く可能性があります。

信用情報の開示を行い、自身の状況を知る。

その上でこのブログの情報などを参照していただき、疑問に思うことなどはメールやコメントで質問いただければ嬉しく思います。

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