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自己破産、離婚を経てなお多重債務に陥った低所得サラリーマンの借り入れと返済の記録です。旧サイト ”ブラック、自己破産からのキャッシング”のワードプレスバージョンです。旧サイトはこちらから→http://jikohasann722.blog.co.jp

返済に困ったらおまとめローン!それってどうなの?

   

債務整理には不安がある。でも返済は苦しい。じゃ借金をまとめてみたら?

借金問題の解決にはいくつか方法があります。

まず1つは当たり前ですが、シッカリと返済していく事。

現在の利息制限法ではどんなに高利で貸し出されても利息は年利20%。

10万円以上なら18%、100万円以上なら15%です。

以前の30%近いグレーゾーン金利時代から考えると返済はしやすくなっています。

その為、着実に約定返済を行えばだいたい5年あれば終わります。

しかしその約定返済も苦しく、新たな借入が増え続けているような場合どうするか?

ここで登場するのは債務整理。

そしてもう1つの選択肢としてしきりに宣伝されるのは『借金の一本化』、いわゆる『おまとめローン』です。

はたして『おまとめローン』は借金問題の解決につながるのか?

そして『おまとめローン』とは実のところ何なのか?

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本当の『ブラック』、『多重債務』には『おまとめローン』という選択肢は無い!

いきなり結論に近い話になりますが、過去に金融事故を経験しているような金融事故者や現在返済遅延中のようないわゆる『金融ブラック』の方、または小口(20万円以下)の債務が5件も6件もあるような多重債務状態の方の場合、『おまとめローン』という選択肢はほぼありません。

なぜか?

単純に『審査が通らないから』です。

『おまとめローン』はその性格上、融資額が大きくなりがちです。

融資額が大きくなるという事はそれだけリスクが大きくなるという事。

最初から債務不履行リスクの高い金融事故者や、現時点で債務不履行となっている他社延滞者に対して数社で分割しているリスクを1社で引き受ける道理がありません。

また小口の借金が積み重なっている方に関しても、本来、ある程度の取引があれば小口の借入先が増える前にどこかしら増枠になります。

それが増枠にならずに20万円程度の小口先が増えていくという事は各社、それ以上のリスクを負いたくない属性と言えます。

その為、そういった形でが審査に通るのは難しいと言わざるを得ません。

100万円、200万円の『フリーローン』枠が取れない人は同様に『おまとめローン』の枠も取れないのです。

商品名が違うだけで中身は同じなのですから。

つまり、『おまとめローン』という選択肢が存在する人と言うのは各社少なくとも50万〜100万くらいの枠がある3、4社からの借金がある人と言う事になります。

具体的な例で考えると年収500万円、A社50万、P社50万、銀行ローン100万なんて人なら『おまとめローン』審査通過の可能性はありますし、それにより月々の約定返済額も利息も低くなる可能性はあります。

しかし慎重に選ばないと支払いの総額が増えたり、最悪の場合はさらなる借金地獄、そして破綻につながりかねないのです。

その原因は『目先の利益に惑わされる』事と『2つのおまとめローンの存在』にあります。

『おまとめローン』がかえって仇になる!借金おまとめでさらなる苦境に陥らない為のポイント

『おまとめローン』での借り換えで注意する事の1つは『目先の利益に惑わされる』事で支払い総額が増えてしまうケースです。

これは非常に簡単な話で、おまとめする事により月々の返済額も利息も共に減ったとしても、利息率の減少以上に月々の返済額を減らしてしまうと完済までの期間が延び、支払い総額が増えてしまう可能性があるという事です。

例えば前述のケース(年収500万円、A社50万、P社50万、銀行100万円)で仮に計算してみます。

計算を簡単にする為に全て利息が15%、月々A社、P社には月々15,000円、銀行には月々30,000円を支払っていたとします。

それがおまとめ後、年利12%、月々40,000円の返済額となったとしましょう。

すると完済までは前者が44ヶ月、支払い総額2,603,380円になります。

おまとめしたした後者は完済まで70ヶ月、支払い総額2,786,428円。

月々の返済が20,000円楽になり3%利息が減ったのですが、完済は2年以上遠くなり利息支払いは183,048円も増える結果となるのです。

わかりやすく極端な例で計算しましたが、これに近い事が起こり得るのも『おまとめローン』です。

契約時には入念なシュミレーションが契約時に必要だと言えますね。

もう1つ、注意して欲しいのは『2つのおまとめローンの存在』です。

こちらの方がより危険度が高いと私は思います。

『2つのおまとめローン』とは『貸金業法に基づく借り換えローン』と『借り換え目的の大口フリーローン

前者は主に消費者金融が、後者は銀行が提供しています。

前述の例でもわかるように『おまとめローン』は貸金業法で定められた総量規制(年収の3分の1)を超える場合があります。

貸金業法で規制される消費者金融は本来なら貸し出す事は出来ません。

が、総量規制には例外規定があり、その中に『借り手が一法的に有利になる借り換え』という項目があるのです。

これに基づいた貸し出しこそが『貸金業法に基づく借り換えローン』。

当然、総量規制を上回っているので他社ローンの返済、解約が契約の条件となり借り換え後は返済のみとなります。

枠が空いても借り入れできないので、契約後借金が増える可能性は低い。

一方、『借り換え目的の大口フリーローン』の場合は提供するのが貸金業法の規制外である銀行です。

総量規制も関係ないので大口のローンを組む事ができる。

建前上、借り換えが目的となっていても『貸金業法に基づく借り換えローン』ほどの縛りのキツさはありません。

商品によって差はありますが、他社の解約を求められない場合もあります。

その場合、『おまとめローン』が新たな借金枠として機能してしまうケースがあるんです。

前述の例でいくとA社、P社、銀行の計200万の枠が残った上に借り換えローンの枠200万が加わる形になる。

結果、もともとあった枠からも借り入れしてしまい総額400万の借金を抱える事も多々あるのです。

こうなると返済の近道にと借りた『おまとめローン』が単純に借金拡大への道へとなってしまう。

それにより破綻に追い込まれたケースも非常に多いのです。

おまとめ後の利息は多くの場合、後者の『借り換え目的の大口フリーローン』の方が低い。

しかし自分の自制心に自信がない方は前者の『貸金業法に基づく借り換えローン』を選択する方が良いのではないかと私は思います。

どちらにしても『おまとめローン』はかなりの金額のローン契約。

慎重に慎重を重ねて吟味する事をオススメします。

 

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