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落日の帝国?!本当に斜陽産業なのか?!大手パチンコチェーンの決算から見えるもの。

      2016/05/12

パチンコ業界は衰退してる?!大型店出店が相次いでるのに本当なの?!

三店方式と言う欺瞞により賭博法違反を免れているパチンコ業界。

グレーゾーン金利を用いていた頃の消費者金融業界と同じく、合法企業ではあるものの『脱法企業』、『グレーな業界』のレッテルを貼られてしかるべき存在です。

しかし『斜陽産業』、『衰退産業』と言われて久しいパチンコ業界であるものの未だ20兆円の市場規模を持つ巨大産業であり続けています。

特にマルハン、ダイナムなどの大手チェーン店はまだまだ新規出店を行い拡大しているかのように感じます。

好立地に大型店出店を連発する産業が衰退しているなんてあり得るんでしょうか?

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もはやパチンコ業界もブラックボックスではいられない!

一昔前までのパチンコ業のイメージは『利益構造が見えない』、『ボッタクリのぼろ儲けの脱税企業』と言うものでした。

まぁ現在もイメージはそう変わってはいないですし、そのイメージ自体も当たらずども遠からずではあると思います。

しかし前述のマルハンやダイナムといった大手チェーンやサミー、京楽等の大手メーカーは『グレーな産業』を構成する会社としては大きくなりすぎました。

会社が大きくなり、売上や従業員数が増えるという事は社会的責任が増すという事です。

まして株式を公開し広く投資を集めるとなると尚更です。

パチンコチェーンは『グレー業界』と言う事もあり、現在日本の株式市場では上場出来ていないですが、マルハン、ダイナム等は上場できる要件を備えていますし、ダイナムは香港証券取引所に上場しています。

そういった『社会的責任』の一環としてIR情報も公開されています。

それらから売上の増減や利益率等々を知る事ができます。

特に利益率についてはパチンコをする人間が1番知りたかったとこではないでしょうか?

では2社の平成27年度決算を見てみます(28年度決算数字はまだ出てない為)。

マルハンは売上減、店舗増!しかし利益増、人員減!

マルハンの27年度売上は1,978,222百万円(前年比−6.3%)、経常利益は63,798百万円(前年比+5.3%)、店舗数は308店舗(前年比9店舗増)、従業員数は11,475名(前年比−3.2%)。

店舗は増やしたが1店あたりの売上は大幅に減っている計算になります。

それに伴い人員の整理も継続して行い従業員数も減らしている。

この傾向は数年続いています。

合理化や自動化により利益を確保している状況です。

しかしながら利益は昨年より大きく増えており、利益率は3.2%。

ちなみに10年前、18年度は売上1,639,939百万円、経常利益26,891百万円の利益率1.6%、店舗数は186店舗、従業員8,428名です。

つまり、簡単なイメージで言えば

大盛況でそれなりに勝つ事もあり、従業員もそこそこいて快適なサービスが受けれた店

から

ガラガラでなかなか勝つ事ができなくなり、従業員も少ない為、呼び出しランプで呼んでもなかなかサービスが受けれない店

に変わっているわけです。

いくら自動化、合理化されたとは言え単純計算で1人の従業員が受け持つ台数は12台→18台に増加しているので、従業員の負担も増していると思います。

より毟り取られる客とブラック労働化している従業員の労働によって衰退しながらも経営者だけが儲かってる、これがマルハンの決算を見た私の感想です。

とは言うものの、売上高=貸玉収入、売上原価=景品出庫額と考えると27年度が売上高1,978,222百万円に対して売上原価1,895,539百万円で還元率95.8%。

イメージよりはかなり出してますし、後のダイナムを見ると繁盛店・大手チェーンで売った方が有利なのは間違いないと思います。

小規模店舗でこの還元率では経営が成り立ちませんからね。

パチンコチェーン唯一の上場企業、ダイナムはどうなのか?

ダイナムの場合はマルハンと違い、『売上高』と言った形の発表を行っていません。

『営業収入』と言う形になるのですが、これは『貸玉収入』から『景品出庫額』を引いた収入です。

なのでマルハンとの比較として『貸玉収入』を売上としてみてみると(正確にはマルハンも貸玉収入=売上高じゃないでしょうけど)、27年度実績は貸玉収入810,573百万円(前年比−10.4%)、経常利益19,836百万円(前年比−35.8%)、利益率は2.4%です。

利益率はマルハンよりも大幅に低い計算です。

しかしながら、だからと言ってダイナムの方が出しているわけじゃありません。

前述の貸玉収入と景品出庫額の関係で見てみると、貸玉収入810,573百万円に対して景品出庫額662,492百万円。

還元率は81.7%!

かなりボッてますね。

数字の発表の仕方が違うので単純には比較できないと思いますが、この数字を見る限りはマルハンとダイナムが隣同士にあるならマルハンに行くべきですね。

なぜこうなるかというと、まず1つはマルハンの場合、様々な資産を有する為、営業外収益が多い事。

そして1番大きいのはダイナムは販管費が非常に高い為です。

マルハンは売上に占める販管費が1.1%程。

ダイナムは16.4%にも上ります。

店舗を見比べるとわかるのですが、ダイナムの場合、少ない客に対して多い店員、そして無駄に大きな箱と駐車場。

これが販管費を押し上げているのでしょう。

決算から見えるダイナムのイメージは

広い駐車場、ゆったりした店内、きめ細やかなサービスにより快適に打てるが、出ない!

ということになると思います。

そしてマルハン同様、取り巻く環境の悪化により出玉も26年度より27年度は絞っている傾向です。

前述の還元率で言えば26年度は82.6%です。

やはりパチンコ業界は終焉に向かっている!しかしその歩みはとてもゆっくりだ!

数々の数字を見るとどの数字もパチンコ業界が衰退し、終焉に向かっていることを示しています。

しかしその歩みはとても緩やか。

昨今言われているように早晩パチンコ業界が終焉を迎える、何てことは無さそうです。

しかしその歩みを緩やかにしているのは数字が示す通り『搾り取られてもまだ行く客』です。

「昔の方が出た!」ってのは懐古主義の戯言じゃないんです。

本当にそうなってきている。

心の底からパチンコという『遊戯』が好きならお金を払って遊ぶ事に何の文句もありませんが、ギャンブルとして勝ちに行こうとするならお勧めできない。

そもそも『ギャンブル』としての規制がかかっていない業界です。

理不尽にカネを毟り取られてもイカサマだボッタクリだという文句は通じないんです。

だって『遊戯』だから。

遊戯料を支払うのは当然なんですからね。

パチンコやパチスロで借金を背負い、『本当にパチンコ・パチスロが憎い!こんな業界無くなればいいのに!』と思うなら答えは簡単です。

いかない、それだけですわ。

こう言った公表されている数字などを見、自分の行ってる行為を知る事がその一助になると思います。

 

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