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円高ドル安進行中!それってなんの影響があるの?

      2016/05/12

円安が良くて円高が悪い。単純にそう思っていませんか?

これを書いている2016年3月18日現在、為替相場は1ドル111円半ばで推移しています。

マイナス金利導入の発表があった1月29日には1ドル120円だったので、わずかひと月半程でドルは7.5%も値を下げたことになります。

ニュースなどでは円高と株安、そして景気後退がワンセットで述べられることが多いので単純に円高=悪と思っている人も多いと思います。

しかし、そんなに単純なもんなんでしょうか?

これについて私は貧乏人の視点で、貧乏人にとってどんな影響があるのかを考えてみたいと思います。

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基本的な事。為替相場って何?

まぁ輸出入に携わっていたり、FXで相場を張ってたりしない限り円安、円高と言われてもテレビや新聞の受け売りで単純に考えてしまうのは無理もありません。

ご存知の方が殆どでしょうが、より具体的に捉えるため簡単に解説してみます。

と言ってもクロス円や資源国通貨とはなにか?みたいなややこしい話に触れる気はさらさらありません。

私は経済アナリストじゃありませんし、そもそもそんな事は貧乏人には関係ないからです。

ドル円相場についてのみ、簡単に理解してりゃまぁ事足ります。

ドル円取引とは文字どおりドルと円の取引です。

1ドル100円と言われる場合は、100円で1ドルと交換できる状態です。

これが円の価値が下がる(円安になる)と100円ではドルが買えなくなり、110円になったり120円になったりする訳です。

ではなぜ円安になると株式相場も景気も上がると言われるのか?

日本から海外に商品を輸出する場合を考えます。

日本で100円で売ってる商品を海外で売る場合、日本円のままでは売れません。

基軸通貨であるドルなりユーロなりに換算しないと取引が成り立たないのです。

この時、1ドル100円であれば日本で100円の商品は海外に出る場合1ドルの値段がつきます(ややこしいので関税や運賃は無視してます)。

これが1ドル120円まで円安が進んだとすると、日本で100円だった商品を1ドルで売っていたのに、1ドルで売ると円換算で120円入ってくる事になるのです。

こうなると全く同じ製造環境で作っていたとすれば儲かります。

また海外で価格競争力をつけたければ83セント(0.83ドル)まで価格を下げても1ドル100円時と同じ約100円を得る事ができるため、値下げも可能になります。

どちらにしても円安の方が輸出を主とする産業は地合いが良くなり利益が出やすい訳です。

その結果、輸出産業を主力とする日本経済が押し上げられ株も上がり景気も上がるという理屈です。

まぁ物凄く簡単に言えば、ですけどね。

しかし貧乏人目線で見ればそれは本当の事なのか?

そこが問題なのです。

円安の恩恵に預かるのは自動車産業や電器産業などのいわゆる大企業!

上記のように円安であれば日本経済が浮揚しやすいのは事実です。

しかしながら円安の直接的効果は輸出をバンバンしているような、いわゆる大企業にしか現れません。

その大企業が潤う事でそこに直接雇用されている大企業の正社員の賃上げには繋がりやすい。

しかしながらこれだけ格差が拡大し、非正規雇用で働く人々が全体の半数近くになってきている現状を考えると短期的に円安、景気浮揚の恩恵にあずかれるのは上記のようないわゆる勝ち組の方々のみです。

輸出企業の収益が上がったところで、たとえばコンビニバイトで食いつないでる40歳独身フリーターの給与が上がる訳ではありません。

むしろ、上が恩恵に預かる分、下はその場に止まっているだけでも格差は広がる。

適度な円安は構造的に日本経済を浮揚させるのは嘘ではないですが、貧乏人が諸手を挙げて喜べるような話じゃない。

むしろ日本経済の金額的に大きな部分を支える勝ち組が潤い、人数的に大きな部分を占める負け組には影響が少ない為、格差が広がり固定化される恐れすらあるのです。

貧乏人には短期的には円高の方が助かる!給与が上がらないならデフレの方がいい!

あくまで、短期的にはという話ですが。

1990年後半の1ドル80円程度の超円高がその後の失われた10年を招き、家電業界の崩壊や日産の社長が外人になるなどと言ったバブル期には考えられなかった事態に繋がっていった事は明白ですからね。

行きすぎた円高やデフレは貧乏人にも苦しみをもたらすのは間違いのない話です。

しかし、現状、派遣や契約、はたまたフリーターで低賃金労働についている人にとっては円安やインフレになったからといって恩恵はない。

むしろ給料は上がらんのに物価は上がるので、苦しくなるばかりです。

それよりは少し円高になる事で輸入の石油に支えられる光熱費は下がり、貧乏人が主に口にする輸入食材も下がる(和牛なんか食えるかい!オージービーフがご馳走や!みたいなね)ので、同じ給料でもより快適に、よりお腹いっぱいになれる。

目先の事だけ考えるならば円安=善円高=悪って印象は貧乏人には逆なのです。

しかしながら借金をしているとこれまた話は変わります。

デフレになるという事は通貨の価値が上がるという事なので、当然借金の金額の重みも上がります。

あくまで無借金の貧乏人にはデフレはそうは悪くない、という話です。

結論:貧乏人には円高だろうが円安だろうがさほど関係ない!問題は格差が拡大する社会そのもの!

短期的にみると貧乏人には円高は悪くないとは言え、日本経済全体が沈めば真っ先に弱者が振り落とされますし、円安・景気浮揚となったとしても浮揚できるのは上だけ。

そうであるならば結局のところは円高・円安なんて貧乏人には関係ない。

その影響をリアルに感じれない層』にあるという事自体が問題なのです。

日本景気への対策は大事ですが、それと合わせて格差社会の是正をやってくれない限りは浮き上がれません。

テレビや政治家に洗脳され踊らされるだけでは一生搾取される社会になってきているって事なのかもしれませんね。

 

 - お金にまつわる雑記