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自己破産、離婚を経てなお多重債務に陥った低所得サラリーマンの借り入れと返済の記録です。旧サイト ”ブラック、自己破産からのキャッシング”のワードプレスバージョンです。旧サイトはこちらから→http://jikohasann722.blog.co.jp

自己破産で親族、知人への借金はどうなるのか?

   

もはや自己破産しかない!でも業者だけじゃなく親・兄弟、親族、友人にまで多大な借金がある!

こう言う人も多いとは思います。

借金問題はなにも貸金業者や銀行だけが相手とは限りません。

むしろ多大な借金を負う人は返済に窮し、かつ審査に通らないため親や親族、友人に対して負債があるという人は結構多いと思います。

そういった個人に対する負債があるケースで債務整理を行った場合を考えてみます。

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そもそも個人からの信用貸しと業者からの借金は同じものなのか?

結論から言うと同じです。

支払責任のある負債という点ではなんら変わりがないですからね。

ただし、例えば年収300万で業者から50万の借金、親から1000万の借金があったとしても一般的には自己破産も個人再生も認められる事はないでしょう。

そういう意味では個人間の融資は業者からの借金とは違うとも言えます。

よほどキッチリと借用書を交わし、かつビジネスライクに取立てを行っていない限りは当人間で解決すべきものとみなされる可能性が高いのです。

しかし同じ年収300万で、業者から600万、さらに返済に詰まったり過去の借金問題解決のために親から100万、友人から100万、それぞれキッチリと借用書を作って借りているケースなどはどうなるのか?

この場合、可処分所得や生活環境にもよりますがほぼ自己破産か個人再生という処理になると考えられます。

任意整理と違い、自己破産や個人再生はすべての債権者が対象となりますので、当然親や友人からの債務についても申告しなければなりません。

仮にそれを申告せずに、自己破産後も変わらず返済すれば偏頗弁済となり免責不許可事由にあたります。

個人再生の場合は個人間の借金返済を組み込んだ再生計画なんて作れないので、まず再生自体が通りません。

破産するしかないが、親や友人は裏切れない!

私個人的には債務整理をしなければならないような経済状況で親はともかく友人から金を借りる神経は理解できませんが、この際それは置いときます。

自己破産をし免責許可決定を受けた場合、文字どおり債務返済の責任は免ぜられます。

これは対象となるすべての債権について適用されます(一部慰謝料などや滞納税金や罰金には適用されない)。

したがって例え親、兄弟、友人への借金であっても返済責任はなくなります。

しかしながら破産免責となっても『自然債権』は残ります。

『自然債権』とは簡単に言うと金を借りた、金を貸した事実のことです。

いくら法律上、債務の返済が免除されても、金の貸し借りをした事実自体は消しようがないのです。

文字どおり、『自然に残る債権』なのです。

これは業者に対しても同様なのですが、貸金業者や銀行の場合、いくら『自然債権』が存在しようとも返済義務がない人間に対して取立てをする事は労力の無駄です。

絶対に返しませんし、それを方も認めてるのですからね。

そんな経費の無駄になるような事は絶対にしません。

しかし個人の場合は違います。

いくら法律上、返済義務がなくても返済を迫る事は出来ますし、債務者も返済義務が無くても払う事は自由です。

友人関係や親族関係を壊したくない、という理由から進んで払うものを止める法律はないですからね。

これを理解していれば人間関係を壊すことを恐れて破産に踏み切れない、という事はかなり少なくなるんじゃないでしょうか?

最初から知人からの借金についてだけ支払う約束をした上で破産する事はNG!

『自然債権』が残り、破産免責後に進んで親ゆ知人分だけ返済する事は自由であるとは言え、破産に際しその事を約束する事は上記の偏頗弁済に当たるため、免責不許可になる可能性があります。

そればかりか、その親・知人分の借金が全体の負債に占める割合が高い場合は詐欺破産とみなされる可能性すらあります。

意図的に業者分だけの踏み倒しを画策した破産申請ということになりますからね。

どちらにしてもそれらを裁判所や他の債権者が立証する事は困難ですが、念の為文書や録音は残さない方が得策です。

なによりも最初から踏み倒しては自分の都合が悪い債務だけを返済するつもりで破産する事は厳密に言えば違法であると認識することが必要です。

可能である』と『やってもいい』とは決してイコールではないのです。

まぁ前述の通り、明らかに苦しい時に親・兄弟はともかく友人・知人を巻き込む行為は愚かであるって事ですね。

 

 - 自己破産や債務整理について