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消費税の軽減税率が議論されているが所得税の累進課税強化が検討されないのは何故だ?

   

税の逆進性を緩和するために消費税の軽減税率が議論されている!

年が明け、平成28年になりました。

来年度からの消費税10%への増税を睨み、軽減税率の議論が盛んに交わされています。

消費税は金持ちにも貧乏人にも等しくかかる税であるため、どうしてもエンゲル係数の高い貧乏人には負担感が大きい。

その負担感を軽減する為の1つの策が軽減税率なのです。

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軽減税率を導入しても負担の軽減にはさほど繋がらない!

しかし仮に食料品や生活必需品に軽減税率を導入したとしても8%の据え置きと10%、その差2%ではさほど負担の軽減には繋がらない。

さらに言うと金持ちも食料品や生活必需品は買うし、また貧乏人よりも大量に高額のそれらを買うので金額的には金持ちの方が軽減税率による恩恵を受けてしまいかねない。

例えば100g198円の牛肉を買う家庭での軽減額は19.8円−15.8円で約4円。

対して100g5,000円の松坂牛を買うセレブの軽減額は500円−400円で100円。

消費額が大きいほど軽減額も大きいので当然こうなります。

消費税の軽減税率での逆進性の緩和には限界があるのです。

みんなが忘れ去っている高所得層への大減税!

実は1989年の消費税導入に伴って所得税の累進課税が緩和され、所得税の最高税率は60%から50%まで10%も減税されているのです。

さらに段階的に引き下げられ、平成26年度の最高税率は40%まで下がっています。

それだけではありません。

過去には住民税にも累進性がありましたが現在では10%の固定税率となっています。

その為、所得税と住民税を合わせた最高税率は、減税前の1988年には76%だったものが2014年には50%にまで下がっているのです。

この高所得層への未曾有の大減税はあまりメディアでは触れられません。

触れられたとしても『累進課税強化を行えばお金持ちが日本から逃げていく』と言う抽象的な議論に終始しています。

平成27年度からは最高税率が45%に!しかしこれは批判を避ける為のごまかし!

消費税の軽減税率や、逆進性の緩和を議論すればするほど、今まで触れなかった『所得税の累進課税軽減による金持ち大減税』に批判が集まる可能性を感じたのでしょう。

平成27年度からは最高税率が45%となり一応の『累進課税強化』と言う形になっています。

しかし前述の通り消費税導入前は最高税率76%であったものが55%になるだけです。

1度、40%(一時37%まで減税された)という数字を見せられた「アンカリング効果」よって『金持ちにも増税した』と見せているだけです。

実際にはこれでも26年前からは20%以上の減税なのです。

消費税の逆進性を議論する前に、所得税の最高税率を消費税導入前の60%へ戻すだけで消費税増税の必要性はかなりなくなるんじゃないでしょうか?

もしくは消費税導入直後の50%、最高税率適用を年収2,000万円まで引き下げるか。

税の公平性』をとるのか『富の再分配』をとるのかと言う議論になってくると思いますが、あまりにも『所得税の累進課税』についての議論が少なすぎ、また累進課税率の推移について国民が疎すぎる印象があります。

メディア側の人間が高所得層であり、あまり触れたくないという事情はあるのでしょうが、貧乏人側も知ろうとしなさすぎると言う事もあると思います。

まぁ私も4000万位稼いでいたらこんな事は書きませんけどね。

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